発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002016990
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69歳女.突然数秒間の意識消失発作をきたし,その後下血を認め入院した.画像所見から何らかの小腸腫瘍よりの出血の可能性が示唆された.輸血をしても下血が持続し,出血性ショックとなり緊急手術を施行した.病理組織学的所見及び免疫組織化学的所見より筋原性の小腸stromal tumor診断した.術後経過は良好で,放射線療法,化学療法等の術後補助療法は行っていないが,術後8ヵ月を経た現在外来で経過観察中であるが,再発の徴候は認めていない
©Nankodo Co., Ltd., 2001