発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002087675
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Gastrointestinal stromal tumorの原発部位として小腸は胃に次いで多い.一般に,小腸腫瘍の確定診断を下すことは困難であるが小腸GISTは手術の絶対適応であり,切除が唯一の治療法と考えられる.病理学的悪性度及び臨床的悪性度は他の部位のGISTと比較すると高い.予後と相関する因子は腫瘍径と核分裂数である.再発形式は肝転移に次いで腹腔内再発が多く悪性症例については術後も厳重な経過観察が必要である
©Nankodo Co., Ltd., 2001