発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2016152992
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70歳男。Stanford B型急性大動脈解離に対するステントグラフト内挿術後7ヵ月の造影CTにて逆行性Stanford A型急性大動脈解離が確認されたため、準緊急手術となった。本例ではステントグラフト中枢側からのタイプ1エンドリークを認め、遠位弓部大動脈が拡大していたため、オープンステントグラフトを使用した全弓部大動脈置換術を施行した。術後CTではエンドリークの消失を認め、合併症なく約1ヵ月後に独歩退院となった。
©Nankodo Co., Ltd., 2016