発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2015390526
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64歳男。呼吸困難を主訴に、近医にて僧帽弁狭窄(MS)による心不全を指摘され、精査加療目的に当院紹介となった。精査の結果、心房細動、高度僧帽弁逆流(MR)、三尖弁逆流(TR)を呈した三心房心と診断し、胸骨正中切開下に異常隔壁切除、僧帽弁輪形成術、三尖弁輪形成術、maze手術を施行した。術後11日目に軽快退院し、術後6ヵ月の現在、TR、MRは消失し、洞調律を維持している。
©Nankodo Co., Ltd., 2015