発行日 2015年6月1日
Published Date 2015/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2015363223
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67歳男。40歳時より慢性糸球体腎炎に対し維持透析中であった。安静時呼吸困難を主訴に当院を受診し、心エコーにて重度大動脈弁狭窄(AS)を認め入院となった。入院後、心臓カテーテル検査中に呼吸状態が悪化し、心原性ショックと判断し、バルーン大動脈弁形成術を行い状態が改善した後、二期的に大動脈弁置換術を施行した。術後経過は良好で、術後60日目に独歩退院し、術後半年後の心エコー所見は改善傾向を認めた。
©Nankodo Co., Ltd., 2015