発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2015199765
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42歳男。検診の胸部CTにて右房内の腫瘤像を指摘され、精査目的に当科紹介となった。胸部CTでは右房内に35×35mmの辺縁整、内部均一、造影されない腫瘤を認め、心臓MRIや冠状動脈造影、心エコー所見より、原発性右房内脂肪腫と診断し、腫瘍と右房壁の合併切除およびウシ心膜を用いた心房再建術を施行した。病理組織学的に脂肪腫であり、術後経過良好で術後13日目に退院となった。
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