発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2013186592
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77歳男性。細気管支肺胞上皮癌(BAC)部分切除後5年目に胸部CTにて切除断端の肥厚が認められた。その後も肥厚は更に厚くなり、術後6年目の気管支鏡検査にて右B3aの腺癌と診断され、胸腔鏡下に右肺上葉切除および縦隔リンパ節郭清が行われた。その結果、病理組織学的にBAC部分切除後の切除断端近傍に発生した第2肺癌であった。尚、術後経過は良好で、患者は第9病日目に軽快退院となった。
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