発行日 2012年1月1日
Published Date 2012/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2012130613
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脊髄障害は胸腹部大動脈瘤に対するopen surgery、血管内治療のいずれにおいても最も重篤な合併症であり、その予防には集学的な対策が必要である。胸腹部大動脈瘤手術戦略として、以下について概説した。1)術前Adamkiewciz動脈の同定、2)遠位側灌流法、3)分節的大動脈遮断、4)肋間動脈再建、5)盗血現象、6)選択的肋間動脈灌流法、7)電気生理学的モニタリング、8)低体温法、9)脳脊髄液ドレナージ法。
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