発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2011245562
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症例1(62歳女性)、症例2(69歳男性)。いずれも心筋梗塞後に左室仮性瘤を発症した。症例1は心筋梗塞より4ヵ月、症例2では2ヵ月が経過しており、心膜切開時の破裂の危険性は低いと考え、通常どおり人工心肺を確立した。その結果、症例1はMRSA肺炎の悪化と多臓器不全のため術後81日目に死亡したが、症例2は心機能が改善し、術後2年半経過で再発は認められていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2011