特集 現場で差がつく「医薬品情報」の活かし方
ケースでみる 医薬品情報を活かした臨床意思決定⑥ 新薬・新規採用薬をどう比較・評価し,薬事委員会を乗り切るか
金井 紀仁
1,2
,
渡辺 温子
1,2
,
稲 秀士
1,2
1戸田中央総合病院 薬剤科
2戸田中央総合病院 薬剤科 医薬品情報室
pp.1498-1503
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026100010
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事例:片頭痛治療薬の新薬評価と採用条件
起こったできごと
薬剤科に,脳神経外科医師より片頭痛発作の急性期治療および発症抑制にリメゲパント口腔内崩壊錠75mg(経口CGRP受容体拮抗薬)を使用したいと,新規採用申請が届いた.病棟薬剤師より,脳神経外科病棟に急性期の片頭痛発作での入院事例はあまりないが,病院全体では片頭痛予防薬を服用している患者も定期的に入院してくることを確認した.リメゲパント錠は,2025年11月に新規に薬価収載された新薬に分類される薬剤である.すなわち,今回,新薬を評価し,薬事委員会を乗り切らないといけない.

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