特集 転ばぬ先の漢方薬 脱・介護！ フレイル・ロコモ・サルコペニア対策の新たな一手
フレイル対策に漢方の目線をプラスする② 「健康長寿」の3つの柱をデザインする漢方
森口 三咲
1
,
萩原 圭祐
1
1大阪大学大学院医学系研究科 先進融合医学共同研究講座
pp.1976-1981
発行日 2023年11月5日
Published Date 2023/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023120006
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Key Points
フレイル対策には包括的な介入が求められている．
漢方は，臓器横断的なアプローチが可能であり，栄養・身体活動・社会参加の維持に寄与できる可能性がある．
漢方の考え方を基に開発したJapan Frailty Scale（JFS）やMulti-dimensional Physical Scale（MDPS）を使用すれば，簡便にかつ適切に介入できることが期待できる．
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