特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
骨粗鬆症の現状と未来
高齢者の健康とサルコペニア・フレイル
小川 純人
1
1東京大学大学院医学系研究科加齢医学
pp.422-425
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223982
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
●超高齢社会を迎えるわが国において,骨粗鬆症・骨折予防やサルコペニア・フレイル予防に向けた取り組みなど,早期から対策が重要である.
●サルコペニアおよびフレイルは,転倒・骨折リスクや要介護リスクを増加させるだけでなくADLやQOL,生命予後にも大きな影響を及ぼす.
●近年,骨と骨格筋の相互連関,骨粗鬆症とサルコペニア・フレイルとの関連性が次第に明らかになりつつある.
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.