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委員会活動報告
日本災害看護学会ネットワーク活動委員会活動報告−平成28年8月〜令和元年6月における活動−
Japan Society of Disaster Nursing Network Activity Committee Activity Report: August 2016〜Activity in June 2019
山﨑 達枝
1
,
城戸口 親史
1
,
久保 恭子
1
,
佐々木 吉子
1
,
西上 あゆみ
1
,
深谷 真智子
1
,
山下 留理子
1
Tatsue Yamazaki
1
,
Chikashi Kidoguchi
1
,
Kyoko Kubo
1
,
Yoshiko Sasaki
1
,
Ayumi Nishigami
1
,
Machiko Fukaya
1
,
Ruriko Yamashita
1
1ネットワーク活動委員会
キーワード:
豪雨災害
,
地震災害
,
初動調査
,
災害看護
,
Heavy rain disaster
,
Earthquake disaster
,
Preliminary survey
,
Disaster nursing
Keyword:
豪雨災害
,
地震災害
,
初動調査
,
災害看護
,
Heavy rain disaster
,
Earthquake disaster
,
Preliminary survey
,
Disaster nursing
pp.138-144
発行日 2020年12月31日
Published Date 2020/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200553
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- Abstract 文献概要
はじめに
一般社団法人日本災害看護学会(以下本学会とする)は、8委員会と4プロジェクトで構成されている。その委員会の一つにネットワーク活動・調査調整部会があり、他にネットワーク活動委員長と本学会理事長、副理事長とで担当する先遣隊活動も含まれている。ネットワーク活動委員会、ネットワーク活動・調査調整部、先遣隊とそれぞれ会議を通じて企画・運営を行っている。
ネットワーク活動・調査調整部では、継続的な初期調査活動として、予め月担当を決め本部と西日本エリア・東日本エリアに分け、それぞれのメンバーが担当月毎に国内の災害を対象とし、発生状況を調査し本部に報告している。その調査方法として、活動基準をもとに発生後1週間以内に被災地の組織会員や個人会員のネットワークを通し、電話などを用いて情報収集を行っている。また、一定基準を超えた規模の災害が発生した場合、災害時における地域の人々の健康・継続した看護支援を重要な課題にあげ、発生直後に先遣隊の派遣、数ヶ月後に初動調査、継続調査を実施している。
特に先遣隊の活動は、自然災害発生直後に現場に先遣隊を派遣するなど、他の学会と違った災害看護学会特有の役割を担っていると言える。
平成28年8月より令和元年6月の間、ネットワーク活動委員7名、調査・調整部員22名、先遣隊10名による、委員会で取り組んだ活動について報告する。
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