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緊急レポート
平成28年鳥取県中部地震災害における初動調査報告
A report on the preliminary survey for the 2016 Tottori-Chubu earthquake disaster
渡邊 和信
1
,
深谷 真智子
2
Kazunobu Watanabe
1
,
Machiko Fukaya
2
1順天堂大学保健看護学部
2元神奈川県看護協会
キーワード:
地震災害
,
災害調査
,
災害看護
,
earthquake disaster
,
disaster survey
,
disaster nursing
Keyword:
地震災害
,
災害調査
,
災害看護
,
earthquake disaster
,
disaster survey
,
disaster nursing
pp.58-62
発行日 2017年12月31日
Published Date 2017/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200481
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Ⅰ.はじめに
平成28年10月21日14時07分頃、鳥取県中部を中心とした震度6弱、マグニチュード6.6の地震が発生した。重症者5名を含む30名が負傷し、住居の損傷が激しい地域を中心に広範囲に避難所が開設された。日本災害看護学会ネットワーク活動調査・調整部では、初期調査により被害状況や支援活動の情報を入手したところ、県内で初めて災害支援ナースの派遣が行われたこと、地元の看護大学が全面的な看護支援を実施していることなど、看護において注目すべき活動がなされていることが分かった。そこで初期調査に続いて、発災から3か月経過した平成29年1月23日から24日にネットワーク活動調査・調整部活動として現地に赴く初動調査を実施したため報告する。
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