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緊急レポート
平成30年7月豪雨における岡山県の初動調査報告
A report on the initial survey of the heavy rain of July 2018; Okayama prefecture
小寺 直美
1,2
,
末永 陽子
2
,
佐々木 吉子
3,4
Naomi Kotera
1,2
,
Youko Suenaga
2
,
Yoshiko Sasaki
3,4
1四日市看護医療大学
2日本災害看護学会ネットワーク活動・調査調整部
3東京医科歯科大学
4日本災害看護学会ネットワーク活動委員会
キーワード:
災害看護
,
豪雨災害
,
初期調査
,
disaster nursing
,
heavy rain disaster
,
disaster survey
Keyword:
災害看護
,
豪雨災害
,
初期調査
,
disaster nursing
,
heavy rain disaster
,
disaster survey
pp.92-101
発行日 2018年12月31日
Published Date 2018/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200500
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1.はじめに
平成30年6月29日に発生した台風第7号は、先行して停滞していた前線の影響と相まって、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となった。この豪雨では、四国、中国、近畿、九州を中心に、全国で多数の死者や負傷者、住宅被害が生じ、激甚災害に指定された。また11府県110市町村に災害救助法の適用が、さらに12府県88市町村に被災者生活再建支援法が適用されるなど、その被害は国民の生活に大きな影響を与えた1)。
日本災害看護学会では、先遣隊による豪雨被災地での活動に続いて、ネットワーク活動・調査調整部において、被災地の状況、保健医療福祉の災害対応を担った岡山県内の行政機関、岡山県看護協会、NPO法人、地元看護系大学における、活動、今後の課題と展望について調査したのでここに報告する。
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