Japanese
English
日本看護科学学会研究活動委員会報告
臨床看護研究実施上の困難と克服課題 第一次調査報告
The Difficulties and the Problems to be resolved in Clinical Nursing Research:The first report
南沢 汎美
1
,
雄西 智恵美
2
,
数間 恵子
3
,
小玉 香津子
4
,
斎藤 やよい
5
,
酒井 美絵子
6
,
深山 智代
7
H. Minamisawa
1
,
C. Onishi
2
,
K. Kazuma
3
,
K. Kodama
4
,
Y. Saito
5
,
M. Sakai
6
,
T. Miyama
7
1山梨医科大学看護学科
2東海大学健康学部看護学科
3東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
4名古屋市立大学看護学部設立準備室
5千葉大学看護学部
6東京医科歯科大学大学院
7北海道医療大学看護福祉部
pp.52-59
発行日 1998年4月25日
Published Date 1998/4/25
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緒言
看護学の発展には,臨床における看護ケアの向上に焦点をあて,ケアの評価までを含んだ研究の推進が必要である.そのためには実際に患者のケアを提供する立場にある臨床現場の看護職者に負うところが大きい.しかし,現実には臨床で看護に従事しながら研究活動を行うのは必ずしも容易なことではなく,現場の看護職者が臨床実践の中で研究を推進する条件を整えることが求められる.
臨床での看護研究の遂行にあたって,どのような困難があり,どのような改善方策が可能なのかを検討することは,看護職全体としての急務であり,日本看護科学学会研究活動委員会はその一端を担うべき立場にある.
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