特集1 新人看護職員研修の質向上に向けて 研修ガイドライン改訂から考える成果と課題
「新人看護職員研修制度」開始後の研修の実態と実施上の課題①―質問紙調査の結果から
佐々木 幾美
1
,
西田 朋子
1
1日本赤十字看護大学看護教育学
pp.521-526
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103095
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
2013年11月から厚生労働省により「新人看護職員研修ガイドラインの見直しに関する検討会」が開催され,より医療現場の実態に即して到達目標の修正などを行った「改訂版」のガイドラインが作成された。筆者らは見直しに先立ち,研修の実態および研修に対する意識や実施上の課題を明らかにし,研修のさらなる普及方法を検討するべく調査研究(新人看護職員研修制度開始後の評価に関する研究)を行い,その結果はガイドライン見直しの基礎資料となった。
同研究は質問紙調査と面接調査からなる。本稿では質問紙調査の結果から,新人看護職員研修の現状と課題を考察する(面接調査の内容については次項で解説)。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.