委員会報告
臨床看護研究実施上の困難と克服課題―第2次調査
南沢 汎美
1,2
,
雄西 智恵美
1,3
,
数間 恵子
1,4
,
小玉 香津子
1,5
,
齋藤 やよい
1,6
,
酒井 美絵子
1,7
,
深山 智代
1,8
1日本看護科学学会研究活動委員会(平成8-10年度)
2山梨医科大学看護学科
3東海大学健康科学部
4東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
5名古屋市立大学看護学部
6千葉大学看護学部
7癌研究会附属病院
8北海道医療大学看護福祉学部
pp.28-35
発行日 2000年3月31日
Published Date 2000/3/31
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緒言
日本看護科学学会研究活動委員会(平成8-10年度)は,臨床看護研究を推進し看護学の発展に寄与するために,第一次調査として臨床における研究実施上の困難と克服課題に関する調査を実施した.その結果,実施上の困難は主に研究のための時間の確保,ならびに適切な指導の確保であることが明らかになった.
これを受け,第二次調査では、看護職者が臨床看護研究を推進する要件としての指導体制整備に資することを目的とし,実際に臨床研究を実践している人を対象に,これまで受けた研究指導内容とその評価、指導に関する要望について実態調査を行った.この調査結果をもとに,施設内部の指導者と外部指導者の特徴とその役割について考察した.
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