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日本看護診断学会理事会企画調査報告
日本看護診断学会学会活動に関する会員のニーズ調査
The Survey of needs for academic activities by Japan Society of Nursing Diagnosis
菊池 麻由美
1
,
佐々木 真紀子
1
,
佐藤 正美
1
Mayumi Kikuchi
1
,
Makiko Sasaki
1
,
Masami Sato
1
1日本看護診断学会
キーワード:
日本看護診断学会
,
学会員ニーズ
,
調査
Keyword:
日本看護診断学会
,
学会員ニーズ
,
調査
pp.32-36
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004200076
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学会活動に対する会員のニーズを把握し,今後の学会活動の充実と活性化に役立てることを目的に,日本看護診断学会全会員を対象にWeb方式のニード調査を実施した.
回答者は80名(回収率14.4%)で,会員期間は「20年以上」が30%で最も多く,所属施設は「医療機関」29%,「教育機関」63%であった.
学会活動全般への満足度は「どちらともいえない」「やや不満足」「大変不満足」を合わせると60%以上であり,会員が満足できる活動の推進は急務だと考えられた.
学会に期待する活動として,研究支援では「研究方法に関する助言」「研究助成金申請の支援」「研究計画書作成への助言」,国際交流では「看護診断や看護用語,看護実践に関する海外の情報提供」「国際学術会議の情報提供」が多かった.また「看護診断/看護過程の教育」「看護理論を基盤とした看護診断/看護過程」についての講演・研修・学習会,「看護診断/看護過程の教育」「臨床現場での困りごと」を語り合う会員の交流の場が多く期待されていた.
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