日本看護診断学会・第24回学術大会報告 【編集委員会交流集会】
日々の看護実践から研究の問い(リサーチクエスチョン)を産み出す
片山 由加里
1
,
中嶋 智子
2
,
曽田 陽子
3
,
佐々木 真紀子
4
,
矢田 眞美子
5
,
大島 弓子
6
Yukari Katayama
1
,
Tomoko Nakajima
2
,
Yoko Sota
3
,
Makiko Sasaki
4
,
Mamiko Yada
5
,
Yumiko Oshima
6
1同志社女子大学
2佐久大学
3愛知県立大学
4秋田大学
5関東学院大学
6豊橋創造大学
1Doshisha Women's College of Liberal Arts
2Saku University
3Aichi Prefectural University
4Akita University
5Kanto Gakuin University
6TOYOHASHI SOZO UNIVERSITY
pp.64-72
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004200046
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I. はじめに
看護現象の言語体系化によって実践に貢献していく日本看護診断学会において,編集委員会では学会誌の論文掲載により,看護の知識を蓄積する役割を果たす.当委員会では,1つでも多くの論文を社会に公表するために,前巻では,学術大会の交流セッション(大島ら,2016)を経て,事例報告・事例研究の取り組み方について概説した(佐々木ら,2018).
研究をしたいと考える題材があっても,研究としてまとめていくためには,研究の「問い」が必要である.今年度の学術大会においては,「日々の看護実践から研究の問い(リサーチクエスチョン)を産み出す」をテーマとし,交流集会(大島ら,2018)を開催した.本稿は,交流集会のプレゼンテーションとワークショップに基づき報告する.
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