【看護診断用語検討委員会報告】
NANDA-I看護診断 定義と分類 2012-2014版の変更点
本田 育美
1,2
,
江川 隆子
1,2
,
小笠原 知枝
1,2
,
柏木 公一
1,2
,
上鶴 重美
1,2
,
小平 京子
1,2
,
佐々木 真紀子
1,2
,
曽田 陽子
1,2
,
中木高夫
1,2
Ikumi Honda
1,2
,
Takako Egawa
1,2
,
Chie Ogasawara
1,2
,
Kimikazu Kashiwagi
1,2
,
Shigemi Kamitsuru
1,2
,
Kyoko Kodaira
1,2
,
Makiko Sasaki
1,2
,
Yoko Sota
1,2
,
Takao Nakaki
1,2
1看護診断用語検討委員会
2翻訳ワーキンググループ
pp.65-71
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100374
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はじめに
2009年から3年が過ぎ,2011年秋“Nursing Diagnoses: Definitions and Classification 2012-2014”が発行された.これを機に,わが国でも日本語版『NANDA-I看護診断定義と分類』を改訂することとなった.
これまでも改訂のたびごとに,看護師の臨床推論の一端を担う看護診断の用語として,適切な訳語となるよう見直し,修正を行ってきた.今回の改訂では,この作業をさらに強固なものにすべく,翻訳ワーキンググループとして体制が整えられた.そして,ワーキンググループによる翻訳作業とともに,用語検討委員会が取り組んできた訳語見直しの作業結果も加えた形で検討が行われ,診断の名称をはじめ,日本語表記においても変更することとなった.
ここでは,このたびの『NANDA-I看護診断定義と分類』の改訂における作業の概要とともに,NANDA-Internationalによる変更点と日本語訳での変更内容を報告する.
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