特集 実例から学ぶ医学統計
医学統計の基礎とその応用
リサーチクエスチョンの作り方―クリニカルクエスチョンからリサーチクエスチョンへ
山本 良平
1
,
山崎 大
2
,
福原 俊一
3,4
Ryohei Yamamoto
1
,
Hajime Yamazaki
2
,
Shunichi Fukuhara
3,4
1京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 医療疫学分野
2京都大学大学院医学研究科 地域医療システム学/臨床疫学
3京都大学名誉教授
4Johns Hopkins大学客員教授
キーワード:
リサーチクエスチョン
,
臨床疑問
,
研究疑問
,
構造化
Keyword:
リサーチクエスチョン
,
臨床疑問
,
研究疑問
,
構造化
pp.595-600
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000151
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臨床の中で疑問をみつけよう
読者は日々の臨床上の疑問をどう解決しているだろうか。教科書やガイドラインを読んで解決することもあれば,研究論文を読んで解決することもあるだろう。しかし,文献を探しても答えが見つからなかった時,どうすればよいだろうか。その答えの1つは,自らが臨床研究を行い,答えを見出すことである。
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