【編集委員会報告】
編集委員会による学術大会での交流セッションの開催報告—2012〜2015年
山本 裕子
1
,
伊東 美佐江
2
,
片山 由加里
3
,
矢田 眞美子
4
,
渡邉 順子
5
,
小笠原 知枝
6
Yuko Yamamoto
1
,
Misae Ito
2
,
Yukari Katayama
3
,
Mamiko Yada
4
,
Yoriko Watanabe
5
,
Chie Ogasawara
6
1畿央大学
2川崎医療福祉大学
3同志社女子大学
4関東学院大学
5静岡県立大学
6人間環境大学大学院
1Kio University
2Kawasaki University of Medical Welfare
3Doshisha Women's College of Liberal Arts
4Kanto Gakuin University
5University of Shizuoka
6University of Human Environments, Graduate School of Nursing
pp.40-45
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004200022
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Ⅰ.はじめに
編集委員会では看護診断に関する知見の蓄積と研究の質の向上を目指し,看護診断に関する研究論文を1つでも多く世の中に送り出すために,本学会誌『看護診断』の編集活動に取り組んでいる.しかし,学会誌に掲載された論文数は,2010年では実践報告1報,資料1報,総説1報,2011年では研究報告1報,資料1報,2012年では原著1報,研究報告1報,2013年では実践報告1報と,他の学会誌に比べると非常に少ないのが現状である.さらに,2014年は原著,研究報告,事例報告などの掲載できる投稿論文がないといった事態となった.2015年度は研究報告1報,資料1報を掲載することはできたが,投稿論文数が少ない現状に変わりはない.
現在の編集委員会は小笠原知枝委員長のもと,2010年度より活動をしており,今年で2期目,4年目の最終年度を迎えた.この間,学術大会の交流セッションにおいて,学会員が研究成果を論文化するための支援となるような内容を企画し,実施してきた.今回,その交流セッションの際に実施したアンケートをもとに,交流セッションを評価し,投稿論文の増加に向けたさらなる支援について検討することにした.
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