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日本看護診断学会第13回学術大会報告 看護の専門性を活かす看護診断
【招聘講演】
1.共通言語としての看護診断の国際化
Globalization of Nursing Diagnosis as a Standard Language
Dickon Weir-Hughes
1,2
,
長谷川 智子
3
Dickon Weir-Hughes
1,2
1英国Royal Marsden Hospital
2NANDA International
3福井大学医学部看護学科
2NANDA International
3Fukui University, Medical Sciences School of Nursing
pp.63-67
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100276
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NANDAインターナショナルへようこそ
1973年から2003年までは北米看護診断協会であったが,現在この組織はNANDA-International(NANDA-I)となっている.会員構成が世界の多くの国の人々から成り立っていることは,この組織の国際水準の現れであるといえよう.私たちは,看護診断を国際的に展開し,世界各地の他の看護診断団体と連携しようと強く決意している.NANDA-Iは今まで多くの変化を遂げてきたし,今後も変化を続けるであろう.ちなみに,私はNANDA-Iの次期会長を任命されているが,初の非米国出身で,かつ初めての男性の会長となる.
私はよく他者から,看護診断に関心を寄せるようになった理由を質問される.その答えは,看護師として関心のある現象を理解することへの興味と,看護を表現する方法を明確にすることの責務を感じたからである.加えて,看護診断がケア計画のための実証的基盤となるものであり,患者のために役立つことであると感じたからである.
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