日本看護診断学会第8回学術大会報告 看護診断と情報科学―ケアとテクノロジーの出会い
【ワークショップ】
ワークショップ報告
石鍋 圭子
1
Keiko Ishinabe
1
1青森県立保健大学
1Aomori University of Health and Welfare
pp.113-114
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100152
- 有料閲覧
- 文献概要
はじめに
日本看護診断学会5回目のワークショップの企画担当となり,まずは昨年度の反省から,継続的な学習者と初学者のニーズをどう満たすかを考えた.また,この機会に東北地区への看護診断普及に貢献したいとも願った.そこで,A・B 2コースを設け,Aコースは看護診断の初心者向けに,また,Bコースは経験者向けの学習ができるように工夫した.
参加受付は開場と同時に行ったが,希望に偏りがあり,グループ分けのあとに辞退者が続出し,調整に苦慮した.グループ希望は,〈セルフケア不足〉が一番多く,〈不安〉,〈感染リスク状態〉,〈疼痛〉がこれに続いた.反対に希望者が少なかったのは〈ボディイメージ混乱〉であった.最終的に参加者は,Aコース47名,Bコース107名であった.各コースともグループワークとその発表後にコメンテーターからの助言を受け,学びを深めることができた.
Copyright © 2003, Japan Society of Nursing Diagnosis. All rights reserved.