特集 病院食再考
【事例】
これからの病院における癒しの食と地域性―徳島赤十字病院
栢下 淳子
1
1徳島赤十字病院医療技術部栄養課
キーワード:
なごみ
,
ホスピタルカフェ
,
嚥下調整食
,
急性期病院
,
地域
Keyword:
なごみ
,
ホスピタルカフェ
,
嚥下調整食
,
急性期病院
,
地域
pp.376-380
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102779
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■当院栄養課紹介
徳島赤十字病院は徳島県の南部地域医療の中核を担う急性期病院である.2006年に新築移転し,さらに充実した救急医療を目指している.病床数405床,2012(平成24)年度は,平均在院日数8.7日,病床利用率99.9%(入院患者延数),1日平均新入院患者数41.9人という統計結果が,“超急性期病院”であることを物語っている.病室へは,薬剤師,検査技師,理学療法士などが訪問するため順番待ちをすることも少なくない.
栄養課は医療技術部(臨床工学課,栄養課)に属し,現在の部長は心臓血管外科部長である.栄養課の概要を表1に示す.
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