Japanese
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特集 運動耐容能を考える
1 簡便に運動耐容能を評価する
Simplified Evaluation of Exercise Tolerance
濱崎 伸明
1
,
神谷 健太郎
2
,
松永 篤彦
2
Nobuaki Hamazaki
1
,
Kentaro Kamiya
2
,
Atsuhiko Matsunaga
2
1北里大学病院リハビリテーション部
2北里大学医療衛生学部
キーワード:
運動耐容能
,
フィールドテスト
,
サルコペニア
,
高齢者
,
身体機能
Keyword:
運動耐容能
,
フィールドテスト
,
サルコペニア
,
高齢者
,
身体機能
pp.4-11
発行日 2022年1月18日
Published Date 2022/1/18
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- 参考文献 Reference
要旨 運動耐容能は,健常者および慢性疾患患者において有用な予後予測指標の1つである.一般に,運動耐容能の評価として心肺運動負荷試験(CPX)が広く用いられている.しかし,高齢者の増加などによってCPXの実施が困難な場面が多いのも現状である.CPXから得られる最高酸素摂取量(peak VO2)は運動耐容能の客観的指標として知られているが,peak VO2と関連する身体機能指標は日常臨床で簡便に測定できる.本稿では,リハビリテーション治療の評価や効果判定に役立ち,さらに運動耐容能のスクリーニングとして簡便に測定できる身体機能指標について,フィールドテストとサルコペニア評価を中心に解説する.
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