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特集 リハビリテーション医学におけるADL評価と臨床研究
8 切断者のADL評価—実際の診療場面での評価および研究への活用
ADL Assessment of Amputees for Clinical Practice and Research
阿久根 徹
1
Toru Akune
1
1国立障害者リハビリテーションセンター病院/研究所義肢装具技術研究部
キーワード:
切断者
,
ADL
,
QOL
,
評価
,
PEQJ
Keyword:
切断者
,
ADL
,
QOL
,
評価
,
PEQJ
pp.1021-1026
発行日 2021年9月18日
Published Date 2021/9/18
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要旨 切断者におけるADLは,一肢切断者と多肢切断者では大きく異なっており,切断高位により差がある.また,切断以外の要素もADLに影響する.義肢の処方にあたっては,切断者の年齢,全身状態,体力,運動能力,自己管理能力,意欲,ニーズなどを総合的に評価することが必要である.切断者に特異的なQOL尺度の1つに,義足評価質問票PEQ(Prosthetics Evaluating Questionnaire)があり,PEQの日本語版としてPEQJがある.全体で84項目の質問からなり,ほとんどがVAS形式となっている.下位尺度は15個あるが,9個について妥当性が証明されており,一部の下位尺度のみ使用してもよい.
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