Japanese
English
特集 ADLの評価
ADL評価法をめぐって
Problems in ADL Evaluation.
長尾 竜郎
1
,
姫野 信吉
2
Tatsuro Nagao
1
,
Shinkichi Himeno
2
1九州労災病院リハビリテーション科
2福岡こども病院整形外科
1Department of Rehabilitation Medicine, Kyushu Workmen's Compensation Hospital.
2Department of Orthopedics, Fukuoka Children's Hospital.
キーワード:
ADL
,
評価
Keyword:
ADL
,
評価
pp.89-97
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104483
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はじめに
ADL評価は,リハビリテーション(以下リハ)医学の三大テストとしていまさら重要性を指摘するまでもないが,関節可動域テスト,筋力テストに比して,無秩序であるので多少の基準を作ろうとする動きが各方面で開始されたのは時期を得たものといえよう1,2).
しかしADL評価の対象は,関節・筋と異なり,「人間」であるから一筋縄ではいかず,十分議論が必要である.
限られた紙数で許すかぎりの問題提起を行い,すこしでも良いADLテストが実現することを願うものである.
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