連載 リハビリテーション医学研究のこれから
リハビリテーション領域における医工融合研究—起立着座支援移動機器Qoloの紹介
清水 如代
1
,
門根 秀樹
2
,
鈴木 健嗣
3
,
山崎 正志
4
,
羽田 康司
1
1筑波大学医学医療系リハビリテーション医学
2筑波大学未来医工融合研究センター
3筑波大学システム情報系
4筑波大学医学医療系整形外科
pp.933-935
発行日 2021年8月18日
Published Date 2021/8/18
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リハビリテーション医療において,医工融合研究が注目されている.当院には施設内に「未来医工融合研究センター」が設置され,エンジニアが常駐しており,医工融合研究を積極的に行っている.代表的な研究としては,装着型サイボーグHALによる治療効果の評価である.
当院では,月に1回,医工学カンファレンスを行っている.リハビリテーション科医,療法士,エンジニアにより,医療現場でのニーズとエンジニアのもつシーズ(技術)をマッチングして,新たなデバイスや治療法を探索している.
本稿では,当施設で開発している起立着座支援移動機器Qoloについて述べる.
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