JARM NEWS【REPORT】
第57回日本リハビリテーション医学会学術集会【印象記】/第57回日本リハビリテーション医学会学術集会【報告記】
石原 晶子
1
,
斉藤 公男
2
1和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座
2秋田大学医学部附属病院リハビリテーション科
pp.992-993
発行日 2020年10月16日
Published Date 2020/10/16
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- 文献概要
2020年8月19日(水)〜22日(土)まで,第57回日本リハビリテーション医学会学術集会が秋田大学整形外科教授島田洋一会長の下,国立京都国際会館で開催された.大規模学会としては,新型コロナウイルス感染症拡大以降初めての対面での開催となり,各方面から注目されていたが,完璧な感染症対策の下,1人の感染者を出すことなく,成功裏に終わった.新人リハビリテーション科医として,参加した初の学会について,感じたことをご報告させていただく.
初めに,本学会の特徴であるWeb開催のメリットについてご報告させていただく.参加者としては会場の制約を受けずに参加でき,発表者としては緊張が少ない録画発表が魅力的であった.筆者ら若手としては交通費や宿泊費など学会出張費がかからず,学会発表のために周りに迷惑がかかりにくいと感じた.発表者の入れ替え時間や,質疑応答時間で延長することがなく,スケジュール通りの進行で,会場を移動しなくてもすぐに他の会場の講演を聴くことができた.
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