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特集 肢体不自由児におけるリハビリテーション医学
1 肢体不自由児とは
The General Idea of Children with Physical Disabilities
朝貝 芳美
1
Yoshimi Asagai
1
1信濃医療福祉センター
キーワード:
肢体不自由児
,
療育
,
(リ)ハビリテーション医療
,
成長
,
発達
Keyword:
肢体不自由児
,
療育
,
(リ)ハビリテーション医療
,
成長
,
発達
pp.584-588
発行日 2020年7月17日
Published Date 2020/7/17
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 肢体不自由児という名称は高木憲次先生により提唱され,医療だけでなく教育,職能指導,社会参加といった肢体不自由児療育の理念は,わが国リハビリテーション医療の源流となった.しかし,その定義は時代の変化とともに少しずつ変化してきている.高木先生の定義では「原因は四肢・体幹に限るものではなく,肢体疾患と同義語ではない」とされたが,単に「手足が不自由」な「肢体疾患」とみられることもある.地域生活を支援し,必要な時期に必要な量と質の(リ)ハビリテーション医療を提供し,子どものもつ能力を最大限伸ばすことのできる,成育期の(リ)ハビリテーション医療を標準化し確立していく中で,さらによい名称が求められている.
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