Japanese
English
講座
リハビリテーションと社会福祉(7)―肢体不自由児と福祉制度
Crippled children and welfare system.
大塚 隆二
1
Ryuji Otsuka
1
1整肢療護園
1National Hospital and Home for crippled Children.
キーワード:
肢体不自由児
,
母子保健法
,
児童福祉法
,
扶養手当
Keyword:
肢体不自由児
,
母子保健法
,
児童福祉法
,
扶養手当
pp.839-841
発行日 1973年8月10日
Published Date 1973/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102996
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はじめに
肢体不自由児の福祉については,“療育”ということばに代表されるように,医学,教育,心理,生活指導など各領域からの指導が必要であることは当然のことであるが,他方肢体不自由児の家庭,特に父母の彼らに対する態度や家庭の経済生活,さらに社会の肢体不自由児や家族に対する態度など,社会的な指導援助も重要であることは周知の事実であると思う.
このような彼らのニードに対応する福祉の施策や制度は,関係する法律や機関も多様であるが,本稿ではその中から重要であると考えられるものを要約して述べたい.
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