Japanese
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特集 重複障害とリハビリテーション医療
7 摂食嚥下障害を合併したCOPD患者のリハビリテーション医療
Rehabilitation for Chronic Obstructive Pulmonary Disease Complicated with Dysphagia
國枝 顕二郎
1
,
藤島 一郎
1
Kenjiro Kunieda
1
,
Ichiro Fujishima
1
1浜松市リハビリテーション病院えんげと声のセンター
キーワード:
摂食嚥下障害
,
栄養
,
嚥下呼吸パターン
,
サルコペニア
,
多職種融合
Keyword:
摂食嚥下障害
,
栄養
,
嚥下呼吸パターン
,
サルコペニア
,
多職種融合
pp.845-851
発行日 2018年10月18日
Published Date 2018/10/18
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- 参考文献 Reference
要旨 COPDは肺の炎症のみならず,さまざまな併存症をもつ全身性疾患である.COPD患者では摂食嚥下障害を認めることが多く,増悪の原因となる誤嚥性肺炎や栄養障害などの予後規定因子とも関連がある.高齢のCOPD患者ではサルコペニアを合併することも多く,より早期から適切な栄養管理や運動療法,嚥下訓練を含めた包括的なリハビリテーションを導入する.摂食嚥下障害は予防が重要であり,多くの医療職による多職種融合的(trans disciplinary)アプローチが重要である.
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