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特集 重複障害とリハビリテーション医療
6 下肢切断を合併した透析患者のリハビリテーション医療
Rehabilitation for Patients under Dialysis with Lower Limb Amputation
武居 光雄
1
Mitsuo Takei
1
1諏訪の杜病院
キーワード:
至適透析
,
心肺機能再調整
,
自己管理教育
,
リスク管理
Keyword:
至適透析
,
心肺機能再調整
,
自己管理教育
,
リスク管理
pp.838-844
発行日 2018年10月18日
Published Date 2018/10/18
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- 参考文献 Reference
要旨 下肢切断を合併した透析患者のリハビリテーション医療において重要なことは,切断術前後の間髪を入れないリハビリテーション実施である.透析患者はもともと心肺機能低下が著しいうえに義足歩行はエネルギー消費が多いため,廃用症候群に陥るとほぼ自立歩行獲得は不可能となる.術前から原疾患のコントロールを十分に実施し至適透析を行ったうえで,四肢体幹を鍛えるのみではなく,心肺機能増強をめざすリハビリテーション戦略を立てる必要がある.
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