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特集 歩行障害とリハビリテーション医学・医療
2 歩行障害の種類と原因疾患
The Type of Abnormal Gait and the Causative Disease
和田 直樹
1
Naoki Wada
1
1群馬大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学
キーワード:
歩行障害
,
評価
,
動作解析
,
原因疾患
,
運動学
Keyword:
歩行障害
,
評価
,
動作解析
,
原因疾患
,
運動学
pp.730-734
発行日 2018年9月18日
Published Date 2018/9/18
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要旨 歩行障害は,基本動作である移動にかかわる重要な障害である.原因は必ずしも1つではなく,実際にはいくつかの障害が重複していることがある.観察による視覚的評価は重要であるが,動作解析の手法も普及し,より客観的な評価を行うことでリハビリテーション治療の効果判定にも応用できるようになっている.脳血管疾患,脊椎脊髄疾患,筋疾患,末梢神経疾患,骨・関節疾患,パーキンソン病,神経変性疾患はそれぞれ特徴的な歩行障害をきたす.リハビリテーション医療において歩行障害とその原因を運動学から理解し,治療を考えていくことは大変重要である.
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