特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ
各論(症状編)
歩行障害の診かた—頻度の高い歩行障害の種類と鑑別ポイント
赫 寛雄
1
,
相澤 仁志
1
1東京医科大学神経学分野
キーワード:
歩行障害
,
片麻痺性歩行
,
動揺歩行
,
Parkinson歩行
Keyword:
歩行障害
,
片麻痺性歩行
,
動揺歩行
,
Parkinson歩行
pp.2292-2294
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227340
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Point
◎診察では姿勢,歩幅,歩隔,足の挙上と接地,リズム,安定性に注目して観察する.
◎痙性片麻痺では内反尖足となり,足を外側に振り出して半円形を描くようにして歩行する.
◎腰帯部(中腰筋)の筋力低下により,動揺歩行が認められる.
◎Parkinson病では歩幅,歩隔,足の挙上,上肢の腕振りが減少する.
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