連載 プラクティカルノート—リハビリテーション科専門医が習得すべき実践手技と結果の理解・第2回
嚥下内視鏡検査
藤島 一郎
1
Ichiro Fujishima
1
1浜松市リハビリテーション病院
キーワード:
嚥下機能評価
,
治療的検査
,
誤嚥
,
咽頭残留
,
感染対策
Keyword:
嚥下機能評価
,
治療的検査
,
誤嚥
,
咽頭残留
,
感染対策
pp.800-815
発行日 2021年7月18日
Published Date 2021/7/18
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要旨 嚥下内視鏡検査(VE)は咽頭の構造や機能をみる検査である.嚥下造影に比べて場所や時間の制約が少なく,ベッドサイド・在宅などで広く行われている.初心者は手技をマスターするまでは指導者とともに実施すべきである.咽頭粘膜の状態,咽頭残留の評価はきわめて鋭敏であるが,誤嚥に関しては見逃しの内容に配慮が必要である.COVID-19の流行で厳重が感染対策が求められるようになっている.
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