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特集 生活期(維持期)のリハビリテーションを考える
3 生活期におけるリハビリテーション・装具療法—急性期・回復期での装具処方の観点から
Rehabilitation and Orthotic Therapy in Chronic Phase : —From the View of Orthosis During Acute and Recovery Phase—
大串 幹
1
Miki Ohgushi
1
1兵庫県立総合リハビリテーションセンター中央病院リハビリテーション科
キーワード:
生活期
,
装具療法
,
脳卒中
,
トレードオフ
Keyword:
生活期
,
装具療法
,
脳卒中
,
トレードオフ
pp.494-499
発行日 2017年7月18日
Published Date 2017/7/18
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要旨 脳卒中においては装具処方の機会は多いが,最良の選択はしばしば困難である.障害評価に基づき最良のリハビリテーション医療を行うという活動目標のために,装具療法においても急性期から回復期,生活期に至るまで,変化する障害に対して評価を行い,適合だけでなく,予後予測やアドヒアランスも勘案して,装具の適応を決めていく必要がある.生活期の装具のフォローアップシステムは,活動し続ける体を保持するために,生きているときを活かす大切な手段であり必須であるが,不完全である.生活期の装具療法の長期アウトカムに結びつく装具処方・装具療法のエビデンスが期待される.
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