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特集 脳卒中後の上肢機能障害に対するリハビリテーション治療
7 脳卒中上肢痙縮に対する装具療法—ボツリヌス療法に関連して
Orthosis for Stroke Upper Limb Spasticity : Association with Botulinum Therapy
大串 幹
1
Miki Ohgushi
1
1兵庫県立リハビリテーション中央病院リハビリテーション科
キーワード:
脳卒中上肢麻痺
,
痙縮治療
,
装具療法
Keyword:
脳卒中上肢麻痺
,
痙縮治療
,
装具療法
pp.810-820
発行日 2020年9月18日
Published Date 2020/9/18
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- 参考文献 Reference
要旨 ボツリヌス療法は,痙縮を軽減する効果を提供することで,これまで痙縮のために不可能であったリハビリーション手技にたどり着くことを可能とする.装具療法は主に固定と安静を目的にしているが,ボツリヌス療法の効果を最大限支持する機能も求められている.使える手になるには,患者も治療者もさまざまなeffortを必要とするかもしれないが,生活場面での使用を増やすことができるかが成功の鍵である.
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