第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》中心性頸髄損傷リハビリテーションの実学―座長/古澤 一成・仙石 淳
運動機能の回復について
時岡 孝光
1
1高知医療センター整形外科
pp.225-229
発行日 2008年4月18日
Published Date 2008/4/18
- 販売していません
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
中心性頸髄損傷とは1954年にSchneiderら1)によって提唱された1つの症候群であり,わが国では頸髄損傷の約75%を占める2)不全損傷の代表であり,その名称は広く知られているが,誤解も多い.今回,本損傷の特徴的臨床像を明らかにするとともに,現在国際的に共通認識されている本損傷の定義を検討した.また,麻痺のうちでも運動機能の回復に焦点を当てて検討した.
Copyright © 2008, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.