第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》中心性頸髄損傷リハビリテーションの実学―座長/古澤 一成・仙石 淳
中心性頸髄損傷における排尿障害の病態と排尿管理について
長島 政純
1
,
田中 克幸
1
1神奈川リハビリテーション病院泌尿器科
pp.223-225
発行日 2008年4月18日
Published Date 2008/4/18
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はじめに
中心性頸髄損傷は下肢と比較して上肢の優位な障害を特徴とした不全麻痺であり,排尿障害の程度も比較的軽度で自排尿可能症例も多い印象がある.しかしながら頸髄損傷の程度も,神経学的な回復も様々な症例の集まりであり,何が排尿障害の予後予測因子となっているかは明らかにされていない.そこで,当院での中心性頸髄損傷患者において退院時の排尿方法と諸条件について解析してみた.
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