Japanese
English
講座 機能修復(1)
脳卒中の機能回復
The Functional Recovery of Stroke Patients.
福井 圀彦
1,2
Kunihiko Fukui
1,2
1七沢病院
2鹿教湯病院
1Nanasawa Hospital
2Kakeyu Hospital.
キーワード:
損傷部位
,
プラトーの時期
,
回復機序
Keyword:
損傷部位
,
プラトーの時期
,
回復機序
pp.385-391
発行日 1985年5月10日
Published Date 1985/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105384
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脳卒中による片麻痺,およびそれに随伴する症状がどのように,どこまで回復するか,それにたいして訓練の効果があるか,その回復機序はなにかなどの諸問題は,従来リハビリテーション(以下,リハ)的立場からとくに関心の深い分野であった.
その一部は解明せられつつあるが,未だに不明な部分が多く,とくに回復機序についての知見は動物実験にもとづいているものであるために直ちにヒトに適用されるわけではなく,未開拓の分野を多く残している.
ヒトについては臨床的データをなるべく多く集積し,その解析結果を中心にし,動物実験の結果を参考にし,回復機構を推論してゆく他ないであろう.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.