第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《パネルディスカッション》中心性頸髄損傷リハビリテーションの実学―座長/古澤 一成・仙石 淳
中心性頸髄損傷-能力障害,転帰と健康関連QOL-
横山 修
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1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
pp.230-235
発行日 2008年4月18日
Published Date 2008/4/18
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はじめに
中心性頸髄損傷は,Schneiderらによると,①下肢と比較して上肢の優位な障害,②排尿障害,③障害部位以下の様々なタイプの感覚障害と述べられている1).中心性頸髄損傷者の機能的予後は比較的良好とされ,年齢による影響を受けることが海外の文献で報告されている2~6).しかし,日本における中心性頸髄損傷者の報告はされていない.
そこで,今回当院入退院した中心性頸髄損傷者の能力障害,転帰,健康関連QOLについて,65歳未満と65歳以上の2群に分けて比較検討したので報告する.
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