シンポジウム 在宅高齢者への支援
座長記
半田 理恵子
1
Rieko Handa
1
1在宅リハビリテーションセンター成城 成城リハビリテーションクリニック
pp.69-70
発行日 2007年7月15日
Published Date 2007/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001100115
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第7回日本言語聴覚学会では,平成18年5月20日午後,勝木 準学会長の企画のもと,「在宅高齢者への支援」と題したシンポジウムが行われた.
平成18年は,診療報酬と介護報酬の同時改定の年であり,特に介護保険の改定内容には,平成16年の「高齢者リハビリテーション研究会」(厚生労働省)の報告が示す「高齢者の生活機能は,これまで生活してきた家庭,地域の環境で培われてきており,生活機能を向上させるためのリハビリテーションは,住み慣れた地域において提供されることによって,より高い効果が期待できる.(略)在宅の高齢者については,できるだけ長く住み慣れた自宅で生活が送れるよう,訪問リハビリテーション,通所リハビリテーションなどの居宅サービスを一体的に提供していくことが基本となる」という,在宅重視の理念がさらに具体化されたものとなった.シンポジウムでは,はじめに座長より,介護保険の改定で特に本テーマに関わる在宅支援の制度についてその概要を報告した後,各シンポジストからの発表が行われた.
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