学会・研修会印象記
第55回日本リハビリテーション医学会学術集会
後藤 沙樹
1
1ヒロシマ平松病院
pp.1174
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201483
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2018年(平成30年)6月28日(木)〜7月1日(日)に,第55回日本リハビリテーション医学会学術集会が,福岡国際会議場,福岡サンパレスにて開催されました.拙文ですが,本学会に参加し私が感じたことをご報告致します.
私は臨床1年目から回復期を担当し,今年で臨床3年目となります.今回,OTとしての知識の向上とともに,患者さんの活動・参加を拡大するために何ができるのか,何を期待されているのかを考える機会とするべく,本学会に参加致しました.当院は,整形外科疾患の高齢者が多く,摂食嚥下機能低下による肺炎や認知症を合併している方もいらっしゃいます.今回の学会でこのような患者さんに活かせる内容を学びたいと考え,摂食嚥下や認知症分野にかかわる講演やセミナーを中心に聴講しました.私は学会3日目より参加しましたが,全国のリハ医やリハ専門職の方々が参加されるこの学会の熱気や,多種多様な分野のプログラム等に圧倒されながらも,自分の臨床での疑問をじっくり考えることができる貴重な時間を過ごすことができたと感じています.
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