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編集後記
香山 明美
pp.290
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201232
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市街地にある職場の窓からみえる定禅寺通りの欅並木や勾当台公園の木々は，四季折々の顔をみせてくれる．うっすら雪に覆われた朝，公園の階段をゆっくり歩く老人の息が白い．犬を連れた中年の女性や，自転車に乗った学生らしい男性が横切っていく．雪がちらつきはじめた午後には，マフラーを首に巻いた小学生が，自分の身体より大きいランドセルを背に負い歩いていく．雪が舞い降りてくる．
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