講座 自助具知識のupdate・第3回
頸髄損傷者支援のための自助具
一木 愛子
1
Aiko Ichiki
1
1社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団地域リハビリテーション支援センター
pp.244-248
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201217
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
頸髄損傷者は上肢や手指機能に障害があり,物をつまんだり,握ったりすることや道具操作が難しい.頸髄損傷者が身の回りの動作を自分で行うには,失った機能を補うための自助具の使用は必要不可欠である.近年さまざまな自助具が市販されてはいるが,頸髄損傷者が使用できる市販品は十分とはいえず,OTの自助具の作製技術,知識が必要となる.今回,頸髄損傷者が生活場面で使用する主な自助具について,市販品ならびにOTが作製するものを紹介する.
Copyright © 2018, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.