Japanese
English
特集 認知症—身体障害合併症を中心に
認知症の病態と作業療法アプローチ
Pathogenesis and occupational therapy for dementia
山口 智晴
1
,
土屋 謙仕
2
Tomoharu Yamaguchi
1
,
Kenji Tsuchiya
2
1群馬医療福祉大学
2JCHO群馬中央病院
pp.112-117
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200831
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Key Questions
Q1:認知症の行動・心理症状を正しく理解していますか?
Q2:どのような評価スケールを使っていますか?
Q3:身体合併症のある認知症者への配慮とは?
はじめに
リハ対象者の認知症合併率は,介護老人保健施設で83.1%1),回復期リハ病棟で32.6%2)との報告がある.現在も高齢化とともに認知症者数は増加し続けており,今後リハの対象者に認知症の合併例が増加することは避けられない.本稿では認知症の基本的な病態をまとめるとともに,身体障害を合併した認知症者への作業療法について論じる.
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