ふぉーらむ
社会参加の機会を増やす若手療法士たち
石山 満夫
1
1千里津雲台訪問看護ステーション
pp.1040-1041
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200703
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「ないならつくろう地域資源」この発想がすごい!
日々のかかわりでせっかく引き出した利用者の意欲も,使い道がなければもったいない.地域に参加する選択肢が少なければ,社会参加の壁となる.
そんな中,プライベートの時間を使い,障害・高齢者が参加・活動(参活)したくなる資源の開発に取り組む若い療法士たちがいる.彼らは利用者目線に立ち,「こんな資源がありますよ」と選択肢を提案する.たとえば,「療法士が付き添うまち歩き」や「働く障害者の職場での市民交流」,「障害受容へと心を開くカフェ」等である.何よりも,「ないならつくろう地域資源」の発想がすごい.果敢にも緩やかに連帯し進めるのが大きな特徴である.
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